耐震補強工事、承ります。
地震のとき、木造住宅の横方向の揺れ動きを、
フンッ!!と支えてくれる力持ち。
それが、すじかいです。
在来木造住宅の壁面には、構造耐力上必要な数の、筋交(すじかい)という斜めの材料が
柱の上下に緊結されているはずです。
(ツーバイフォー工法では構造用合板で面で支えており、他にその混合の工法もあります)
先日自宅事務所の耐震補強をしました。
自宅は完工直前の建売物件を購入後、リフォームしながら暮らしているため、
我が家の壁は、しょっちゅう剥がされ、手を入れています。
写真は、補強中の壁の”なか”です。筋違を交互に入れています。
よく見ていただくと、右上のほうに、エアコン用のコンセントと
エアコン室外機への配管用の丸い穴(スリーブ)が空いています。
新築工事の場合、エアコン専用コンセントは用意があるはずです。
マンションや、RCの場合は別ですが、このスリーブが用意されていない場合、
完工引き渡し後、に空けることになります。
エアコン取り付けの電気屋さんは、サイディングの固い壁にも穴を空ける道具を
持っていますので、スリーブはどこにでも空けてくれます。
しかし・・・完工後は、きれいにクロスなど壁の仕上げが終わっていて
壁の”なか”の状態は見えません。
構造が分かっていない電気屋さんが、どこにでも穴を空けてしまうと
一体どういうことになりますか??
家を支えるのにとても大切な、筋違、ツーバイフォーでいえば窓楣(窓上の横架材)など
エアコンを付けるときにちょうどよい場所にありがちな、構造材に穴を空けて
しまうことも!・・・残念ながら事後を見たことがあります
エアコン取り付け、壁に穴をあけたり、開口を設けるときには、
信頼できる建築士や専門家に相談されることをお勧めします。
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Woodrow Kriner (金曜日, 03 2月 2017 12:26)
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Lila Denk (金曜日, 03 2月 2017 23:25)
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